カンボジアのまさと(masato_ogiwara)です。
テニスコートの予定地を少しだけ歩いて奥まで行くと小さな村が点々としています。
山を少しだけ切り開いた場所に高床式の家が建っていたりします。
農村へ
2分ほど歩くと一つ目の集落が見えてきました。
そこには約20人ほどの子どもたちがいました。
アポを取っている訳でもないのに快く受け入れてくれました。
サーカス団のごとく現れた私たちはこれから一人ひとり持っているものでパフォーマンスをしていこうということになりました。
まず初めはクラリネットを持って来た野口さんによる演奏の披露でした。
初めて見るクラリネット、初めて聞くクラリネットの音色、子どもたちは目を輝かせながらずっと静かに見ていました。
次はオペラ歌手の岩崎さんです。
岩崎さんはプノンペンで知らない人はいないほどの有名なオペラ歌手の方で、初めての歌声に子どもたちもまた目を輝かせていました。
最後は花井さんとブンティさんによるテニスのパフォーマンスでした。
見たことはあるものの触れたことの無いラケットやボールに子どもたちはとても楽しそうでした。
ブンティさんによる直接指導に子どもたちも一生懸命答えてくれました。
ここにいる子たちと一緒にテニスをしたいと思う瞬間でした。
以上が一つ目の集落での出来事でした。
次はもう少し歩いたところにある別の集落でのお話を紹介します。
次の集落へ
今回もさっきと同様一人ひとりそれぞれの得意なものでパフォーマンスをしました。
今回は愛さん(岩崎さん)とブンティーさんの二人を筆頭にみんなで合唱をしました。
みんな恥ずかしがらず、一生懸命楽しそうに歌っているを見て、心が温かくなりました。
みんなとてもげんきいっぱいでした。
次は僕のテニスのパフォーマンスでした。
みんな初めは使い方が分からないからか、あまり積極的にラケットを触ろうとはしませんでしたが 次第に慣れてくると、みんなで交代でやるようになりました。
誰が何を言うでも無いのに、みんなで仲良く交代したり、声をかけたりする様子は、とてもしっかりしていると思いました。
そしてブンティさんによる指導がこちらでも始まりました。
ブンティさんが教える子たちはすぐに上手にできるようになってしまいます。
みんな本当にイキイキとしていてキラキラ輝いていました。
こんな素敵な場所でプロジェクトを進めていくことができるなんて、とても幸せです。
これから頑張っていきます!