カンボジアのまさとです。
7/26の午後に石川県七尾市内の中学生たちと、カンボジアチームの交流会兼講習会を和倉温泉テニスコートで行いました。
この交流会は七尾東部中学校の顧問である守崎先生がアレンジしてくださり、
の生徒全42名と一緒に行いました。
今回はその七尾市内の中学生とカンボジアチームの交流会の様子を紹介します!
カンボジア選手と中学生の交流は初
これまでのカンボジアチームの日本合宿では、主に高校生と一緒に練習をしてきましたが、中学生と一緒に練習をするのは今回が初めてのことでした。
交流会が始まる前に守崎先生から、
「言葉が通じなくてもコミュニケーションを取ることに挑戦してほしい。
ボディランゲージでも、知っている英単語でもなんでもいいから、とにかく自分で考えてコミュニケーションを取ってみよう!」
というお話がありました。
そこで今回の交流会では、僕が中心となって進めるのではなく、カンボジア人選手にすべての流れを任せることにして、生徒とカンボジア選手だけで練習を進めてもらいました。
ソフトテニスは言葉がなくても分かり合えるスポーツ
まずはキャプテンのマップを中心にウォーミングアップを行い、一緒になって体を起こすためにストレッチとアクティビティを行いました。
(英語での掛け声のストレッチ)
普段カンボジアではあまりアクティビティはやりませんが、今回は選手が生徒の緊張を解くためにと考え、アクティビティを長めに行なっていました。
(スポーツアクティビティの様子)
このアクティビティでは、体を動かすということだけでなく、楽しむ要素もしっかりと含まれており、子どもたちだけではなく、カンボジア選手自身も楽しんでいました。
カンボジア人選手を講師としてスタート
普段練習メニューは僕が基本的に決めてしまっているので、最初は彼ら自身で生徒のレベルに合わせた練習を考えられるのかが不安でした。
しかし、今回は選手それぞれが自分でメニューを考え、言葉が通じない中で一生懸命取り組んでいました。
僕は彼らと3年ほど一緒にいますが、今までの彼らでは想像できないほどの成長ぶりで、とても嬉しい気持ちになりました。
練習会の様子
Kanのマックス199キロのサーブには大きな歓声が上がっていました。笑
最後は7ポイントマッチのゲーム
練習の最後には、カンボジア選手と試合をしてみたい人の立候補を募り、7ポイントマッチのゲームを行いました。
普段見ることのない海外選手との試合を見つめる中学生の生徒たち。
今回の交流会では、技術的な部分では満足いくものにはならなかったかもしれませんが、ソフトテニスを通じて国際交流をし、ソフトテニスがコミュニケーションツールになることを体感してもらえる機会になったと思います。
将来この中から日本代表が生まれ、次は国際大会で再会できることを楽しみにしています!
最後にはサイン会を開催
守崎先生のはからいで、カンボジア選手のサイン会を実施していただきました。
普段このような経験をすることがない彼らにとって、とてもいい経験になりました。
ちゃっかり僕も。。。笑 恐縮です。。
素晴らしい機会をありがとうございました!
今回はカンボジアチームにとって、ソフトテニスに対する考え方や、日本におけるソフトテニス文化を知る素晴らしい機会になりました。
これまで教えてもらう立場だった彼らが、教える立場になって初めて理解したことや気づいたことがたくさんあったようでした。
この度はこのような素晴らしい機会を提供してくださったFFTA花井さんをはじめ、七尾東部中学校の守崎先生と生徒の皆様、本当にありがとうございました!!