ソフトテニス

ソフトテニス2.0。ソフトテニス界は今、みんなの力で変わろうとしている。

カンボジアのまさとです。

ソフトテニス界は今、たくさんの人たちの想いによって大きく変わろうとしています。

多分過去にも変わろうという流れはあったと思いますが、特にいまはたくさんの方々が有志で動き、みんなで協力して肩を並べて変えていこうという雰囲気が強くなっている気がします。

 

それはきっと、いま業界全体が変われなかったり、チャンスをつかむことができなければ、今後国内のソフトテニス競技者を増やすことが難しくなることを多くの人が感じているからではないでしょうか。

今後国内のソフトテニス競技者を増やすことが難しくなる理由はこちら。
>>ソフトテニスは〇〇年後になくなるスポーツ

 

この記事では、ソフトテニス界が第二フェーズへ突入し、より国内での人気を増やしたり、メディア露出を増やしたりするために僕たち個人がやるべきこと、日本ソフトテニス連盟への提案をまとめました。

日本連盟の批判はしない

(広報委員長の山下さん(右)とぼく(左))

 

この記事の前提として、日本ソフトテニス連盟を批判する内容はなく、フラットに業界全体を見て「ソフトテニス界をより盛り上げる」ためのポジティブな意見としてぼくの考えや想いを書いています。

よくいろいろな人に「なぜ日本ソフトテニス連盟を批判するようなことを言う(書く)んですか?」と言われますが、これまでツイッターやブログで書いた内容は、すでに日本ソフトテニス連盟の事務所まで行って、関係者の方に直接ぼくの口からお伝えしたことがある内容ばかりで、決して海の向こうのカンボジアから叫んでいるわけではありません。

 

ぼくは2015年から現在まで無償で海外普及を個人の活動として続けており、ソフトテニスのいろいろな側面を見てきた経験や立場から発言しているので、「連盟への批判」ではなく「ソフトテニス界を盛り上げるための提案」としてお読みいただければ幸いです。

 

特定の誰かや団体を批判したりするものではないので、ネガティブに捉えて欲しくはなく、むしろ有志あるメンバーと連盟で肩を並べてそれぞれができることを協力してやっていきたいというのが本記事で伝えたい内容です。

 

いま変わろうとしている流れとは

 

いま日本ソフトテニス連盟の広報委員長である山下さんは、ご自身の名前と立場を公表してツイッターを活用して発信をしています。

山下さんのツイッターはこちら。

 

これは今までの連盟の取り組みの中でも新しく非常に斬新で、いわゆる「中の人(連盟の方)」が発信することは珍しく、ソフトテニス界にとって新たな一歩と言えます。

加えて、ソフトテニスのプロショップを経営されているナロさんも広報副委員長としてジョインされ、ますます「外向け」のアプローチが広がっていくことが期待されるのではないでしょうか。

 

以下はナロさんの天皇杯の時のツイート。

 

このように今まで大きな動きが見えにくかった連盟が「誰にでもわかるカタチ」で動き出したことは大きな一歩であり、今後もソフトテニス愛好家・競技者の方たちに求められる部分だと思います。

 

提案内容①:広報委員には若手人材を起用を

 

日本ソフトテニス連盟のホームページに掲載されている組織・役員・専門委員会を見れば誰がどの委員会に所属しているかなどが分かります。

現在所属している方のことを存じ上げないので、失礼があれば大変申し訳ありませんが、広報は今後SNSやウェブも活発にするべきであるため、ぉまみさんを筆頭に若手の発信力を積極的に活用するべきではと思います。

 

それは今いる方を外すという意味ではなく、現代のSNSの活用に関しては、若い人材の方が日常的に使い慣れているので、発信力のある人材をジョインさせるのがベターではという意味です。

 

有志でサポートするメンバーの存在

 

ぼくは天皇杯の情報をカンボジアにいながらツイッターで追っていました。

その情報を発信する人の中には、試合の様子をリアルタイムで視聴できるようにライブ配信をしている方もおりました。

 

それはきっとソフトテニス界では知らない人はいないほどの知名度を持つ、茂吉さんなぉやさんです。

ライブ配信に関するツイートはこちら。

 

ぼくはカンボジアにいながらリアルタイムでこの試合を見ることができ、とても感動しました。本来であれば、テニスコートで見るのが一番いいのはわかっていますが、どうしても事情により行けない人にとって本当にありがたいことだと思います。

実際にこのライブ配信には1700人くらい?(曖昧でごめんなさい)の視聴者がおり、YouTubeのライブ部門の急上昇にも乗っかるほど注目を集めていました。

急上昇に乗った時の関連ツイート。

 

 

これこそがソフトテニスの持つポテンシャルであり、ファンの多さであると思います。これらはお二人が有志でライブ配信をやってくださったことで証明された事実であり、結果としての数字です。

 

提案内容②:愛好家の活動への適切な支援を

 

ぼくもライブ配信をやった経験があるので分かりますが、外でライブ配信をやるのは機材の調達や配信環境の整備で費用もかかります。

特に今回の天皇杯でいえば、自費で熊本の会場まで行っているにもかかわらず、試合の観戦に集中せずに試合を見たいファンの方のためにライブ配信をやってくださる精神には頭が上がりません。

 

このような活動を個人の方がやってくださることは大変ありがたいことである一方で、もっと適切な支援を受けて欲しいと願っています。

 

おそらく現在の日本ソフトテニス連盟には、「映像」に関する内容を統括する部門がないので、このような実績ある方々に専門委員として携わっていただくか、外部委託などのカタチで依頼するなど、素晴らしい活動を継続していける流れを作って欲しいと思います。

 

僕たち個人ができること

 

国内での人気を増やしたり、メディア露出を増やしたりするために僕たち個人がやっていくべきことは「情報の発信と拡散」です。

今回の天皇杯のライブ配信のように多くの方が拡散し、「ソフトテニスの全日本の大会がライブ配信でみれる」ということを知らせることができれば、あの世界的なプラットフォームであるYouTubeの急上昇にも乗れるわけです。

 

これは本当にすごいことであり、ソフトテニスのポテンシャルを発揮した結果であるので、今後もこのような拡散力を生かすべきだと思います。

 

みんなでソフトテニス界を盛り上げる

 

このインターネットが普及してカンタンに情報のシェアができるようになった時代に、昔からある既存のルールだけにこだわり続ける必要はないと思います。

今では多くのソフトテニス愛好家の方々がそれぞれの思いを日々発信し、それぞれのできることをやって業界全体を盛り上げようとしています。

 

これらの活動はすべて「ソフトテニスを盛り上げたい」という想いからきているものだと思うので、日本ソフトテニス連盟ができない部分なのであれば、その方たちの力をお借りしながら共存していけばいいのではないでしょうか。

 

今は全員が個人プレーでバラバラに頑張っているので、大きな結果に結びにくいですが、これらを日本ソフトテニス連盟がうまく利用し、みんなで肩を並べて「ソフトテニスの発展」を目指していけば、5年後・10年後にはもっと面白い状態になっていると思います。

 

 

ぼくは海外普及をカンボジアで始めて早3年が経とうとしています。

日本ソフトテニス連盟にはいつも見えない部分で本当によく助けていただいておりますし、海外ならではのトラブルや問題にもご尽力いただいています。

 

これまでいろいろなことを発信していく中で、多くの方に応援してもらえている一方で、妬みや恨みを買ったこともあるのは事実ですが、根本には「今ソフトテニス界で活躍する選手たちがもっと広い世界で活躍して欲しい」という思いがあり、ソフトテニス界を盛り上げるために日々発信してきました。

 

今回も本件をブログとして公開する必要があるのかないのか、直接日本ソフトテニス連盟にお伺いしてお話をするべきなのか迷いましたが、ぼくの想いだけではなく、実際にこの内容を読んだ方がどのように感じ、どのように思うのかを知りたいと思い、ブログとして公開しました。

ぜひツイッターで感想やご意見をお聞かせいただけると嬉しいです。

 

今ソフトテニス界にはとてもいい流れができ始めています。

ぜひソフトテニスを愛するみなさまで肩を並べて協力し合い、もっともっとソフトテニスを楽しめる人が増えるよう、協力しながら取り組んでいけたら嬉しいです!