カンボジアのまさと(masato_ogiwara)です。
2017年12月31日に僕のソフトテニスの国際大会の動画を投稿していたチャンネルで、こんな動画を投稿しました。
これは僕と本山友理さん(@yuritenigon43)としのとさん(@tnonis69 )と3人で始めたソフトテニス界を変えるために始めた、新たな取り組みのひとつです。
今回はこの「よるてに」を始めることになったきっかけと、この取り組みを通して実現したいことを紹介します。
「よるてに」を始めることになったきっかけ
今回僕たちがチームを結成したのには理由があります。
これまでこのメンバーはそれぞれ別々に、ソフトテニスの普及と発展のためにできることを取り組んできました。
本山さんはソフトテニスのメディア露出のための広報活動。しのとさんはソフトテニス漫画『顧問など!』を創刊。僕は海外普及。
しかし、このマイナーな業界で個々がそれぞれで頑張っていても、実際にはソフトテニスの普及発展に寄与することは簡単なことではありませんでした。
そこで同じ志を持つメンバーで集い、それぞれの強みを生かして力を合わせれば、ソフトテニス界を変えるムーブメントを起こせるのではないか?ということで、チームを結成し、ソフトテニストーク番組「よるてに」を始めることにしました。
ソフトテニスが持つ危機感
硬式テニスの中体連加盟が実現しようとしている中で、いま、ソフトテニスは大きな変革が求められています。
現在、日本ソフトテニス連盟に加盟している層でもっとも多いのが中学生で、この層の子たちが硬式テニスにいってしまえば、間違いなく競技人口は減っていきます。
もっと具体的な理由は、以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
日本ソフトテニス連盟が悪いという間違った風潮
いま日本ソフトテニス連盟を批判する人は多いけれど、なんにもわかってない。これまでの歴史、背景を見れば取り組んでいることが常にベストだと分かるはず。目の前のわかりやすい問題ばかり揚げ足取るのは幼稚園児でもできる。2018年のソフトテニス界はおもしろいことがたくさん起こりそうな予感。
— 荻原雅斗@カンボジア (@masato_ogiwara) 2017年12月29日
このツイートにもありますが、僕自身はカンボジアという外部の立場から、日本ソフトテニス連盟の動きを外側と内側で見ているので、いま行われていることがベストな選択であることを理解しています。
すべての課題に対して日本ソフトテニス連盟任せの状態で、SNS上で批判ばかりをする人を見ていると残念で仕方ありません。
じゃああなたはソフトテニスの普及発展のために何やってんの?って感じ。
これまで日本ソフトテニス連盟が長い時間をかけて基盤を作ってきました。
大きな基盤ができた今、ソフトテニスの広がりを生むのは僕たちです。
ソフトテニス好きが誰でも参加できるプラットフォーム
この「よるてに」は、ただ僕たちが雑談をしている様子を公開するだけというものではなく、ソフトテニス好きが誰でも年齢関係なく参加できるプラットフォームです。
今回YOUTUBEを使ってこのような取り組みを始めた目的は、以下の本山さんのツイートで説明されています。
目的としては、ソフトテニスに熱い想いを抱いていたとしても「繋がれていない」現状の打開。まずは私たちから発信して「どこにいたって繋がれるし、1ミリでも、今ここから現状を変える意識を広める」ことです。
— 本山友理ソフトテニス (@yuritenigon43) 2017年12月31日
本山さんのいうように、まずやるべきことは現状の打開。
いま、ソフトテニス界は非常に流れが遅く、「ソフトテニスのメディア露出」や「ソフトテニスを知らない層へのアプローチ」という面では、おそらく10年、20年前から何も変わっていないと思います。
インターネットが普及した今、この二つの問題は解決することができます。
そこで僕たちがYOUTUBEを利用し、みんなの意見を吸い上げられるようなプラットフォームを作ることによって、「ソフトテニスのメディア露出」や「ソフトテニスを知らない層へのアプローチ」を実現します。
YOUTUBEを利用する理由は、僕たち3人だけで作り上げるのではなく、みんなの声を反映させながら作っていくことができるようになるからです。
なので、この僕たちが始めた「よるてに」の取り組みは、ソフトテニスが好きな人たちみんなで盛り上げていけたらと思っています!
気軽に動画のコメント欄やTwitterの「#よるてに」で、感想や意見をつぶやいてください!
2018年ソフトテニスの在り方をみんなで変えていく
この取り組みがうまくいくかどうかは誰にも分かりません。
しかし、誰かが何か動き出さないことには現状を変えることはできません。逆に言えば、なにか動き出せばそれによって変わることはあります。
2017年は多くのソフトテニス系YOUTUBERが誕生した年でもあり、これからはインターネットを利用して、多くのソフトテニス好きの人たちみんなで、ソフトテニスの普及と発展にチャレンジしていけたら、2019年にはもっと面白い仕掛けができるんじゃないかと思っています。
ソフトテニスがオリンピック競技になったり、プロ化したり、ソフトテニス選手が普通にテレビに出るようになったりしたら、おもしろいと思いませんか?
まずは1歩目。2018年はソフトテニスの在り方を変える最初の年になります。
ソフトテニスに対して志を持つ人たちで力を合わせてソフトテニスの在り方を変えていきましょう。
2018年は「よるてに」を通してたくさんの人と関われることを楽しみにしています!