カンボジアのまさとです。
もし指導者が読むべき本があれば知りたい!
という方に向けて、現在カンボジアソフトテニスナショナルチームでヘッドコーチをしているぼくが、これまで実際に読んでみて勉強になった、ソフトテニスの指導者にオススメの本を紹介します。
結論、指導者としての考え方は十人十色なので答えはありませんが、実際に結果を出している指導者の考え方を勉強することによって、気付きや発見があるので、自分にない考えを発見するためにも、ぜひ読んでみてくださいね!
特に、それぞれの本で紹介されている練習メニューはとても参考になるので、練習メニューを考えるのが苦手な方にもおすすめです。
▼この記事はこんな人におすすめ!
ソフトテニスの指導者が読むべき本
ぼくがカンボジアチームの指導者として結果を出すために、これまで読んだ本のなかでおすすめの本を4冊紹介します。
東北高校ソフトテニス部マル秘練習法150―強豪校に学ぶ!
この本の著者は、東北高校ソフトテニス部の中津川澄男監督です。
ぼくはもともと東北高校出身ですが、中津川監督は「運動神経が良くない選手でも勝てる」ことにコミットして指導しているので、この本は強豪校だけではなく、ある程度どんな学校でも再現性があるものだと思います。
内容はすごくシンプルですが、とても細かく説明がされているので、選手のレベルを問わず、すべての指導者の方におすすめです。
もっと練習方法をわかりやすく映像で学びたいという方や、実際に東北高校が行なっているメンタルトレーニングや、大切な大会に合わせてピークを持っていく方法などを知りたい方は、こちらのDVDで紹介されています。
特に、このDVDの【メンタルトレーニング&ピーキング】の部分は、ぼくが高校生の時に実践した結果、ほんとうに日本一になっているので、今後長く指導者をする方は勉強する価値アリだと思います!
ソフトテニス 攻撃力を高める技術と戦術 (身になる練習法)
この本の著者は、文大杉並高校ソフトテニス部の野口英一監督です。
文大杉並高校は、現在日本代表の林田リコ選手の出身高校であり、実際の練習メニューを連続写真や図などで解説しているので、とてもわかりやすく参考になります。
ソフトテニス 攻撃力を高める技術と戦術 (身になる練習法)は、2018年8月末発売の新書なので、強豪校の最新情報を取り入れたい指導者の方は必見です。
もし初心者向けへの指導法が知りたいのであれば、こちらの野口先生の著書がおすすめ。
野口先生も東北高校同様にDVDを出しているので、映像で学びたいという方は、ソフトテニス上達革命【文大杉並高校ソフトテニス部監督 野口英一 指導・監修】が人気がありおすすめです。
高田商業の勝負強さを磨く練習法
この本の著者は、高田商業高校ソフトテニス部の紙森隆弘監督です。
高田商業といえば、もっともインターハイを優勝している高校であり、ソフトテニスの歴史を語るうえでは、絶対に欠かすことのできない存在です。
なぜずっと勝ち続けられるのか?ということのヒントがこの本には多く隠されているので、前衛編と後衛編のどちらも読んでみてほしいと思います。
後衛編はこちら。
ソフトテニス裕ちゃんの戦略の考え方
この本の著者は、どんぐり北広島の中本裕二監督です。
どんぐり北広島は史上初のアジア競技会女子シングルス金メダルを獲得した高橋乃綾選手が所属するチームであり、常に最先端の戦術を取り入れています。
そんな中本監督の戦略の考え方は目から鱗が落ちる内容ばかり。
初心者の指導者の方には難しい内容かもしれませんが、考え方という幅で捉えれば、たくさんのヒントが得られるはずです。
Part1を読んだ方は、きっとPart2も気になってしまうでしょう。
ソフトテニスの考え方は本からも十分学べる
この本をすべて読んだ人なら感じたかもしれませんが、指導者によって指導方法や方針というのは全然違うものです。
しかし、その中でも勝っている指導者には共通点があることも感じたのではないでしょうか。
完全オリジナルの指導方法で指導をするのも悪くはないですが、実際に結果を出している指導者からヒントを得ることで、よりオリジナルの指導法に磨きがかかるので、ぜひこれを機会に様々な指導者の考え方や練習メニューを取り入れてみてくださいね!
▼おすすめの本のまとめ