カンボジアのまさと(masato_ogiwara)です。
昨日カンボジアの郵便局から連絡をもらい、日本から荷物が届いているという連絡をもらい、荷物の受け取りに行ってきました。
カンボジアの郵便局届いたものとは
カンボジアではまだ日本のように、郵便局のシステムが整っていないため、基本的には郵便局まで行って、荷物を受け取るというのが基本です。
よくカンボジアへ荷物は送れるの?と質問されることがありますが、ちゃんと届きます。
もしかしたら届かなかった経験のある人もいるのかもしれませんが、少なくても僕の周りにはいません。
ただ、扱いがとてもひどいので、段ボールは凹んでしまうことが多いので、割れ物を送ることはお勧めできません。
その日本からの荷物は、カンボジアソフトテニス連盟とFIELD OF ZEROへのボールの寄付でした。
今回その寄付をしてくれたのは、日本の学生連盟のメンバーでした。
日本の学生ソフトテニス連盟の支部が協力をし合って支援を実現
ソフトテニスをしている人であれば知っていると思いますが、ソフトテニスのボールは決して安くありません。
日本ソフトテニス連盟からの公認球だと1ダースで5,400円+税なので、1球あたり約490円くらいします。
そこで日本の学生連盟が大会で使ったボールを連盟に残し、カンボジアチームのために貯めてきてくれました。
その数はなんと500球以上もありました。
これらの寄付は日本学生ソフトテニス連盟と関東ソフトテニス連盟と東海学生ソフトテニス連盟のメンバーが中心に集めてくれました。
きっかけは有志あるメンバーからの一通のメール
僕が1年前にカンボジアでFIELD OF ZEROの活動を始めたこと、カンボジアのナショナルチームのコーチとして携わり始めたことをフェイスブックとツイッターで発信をしていたところ、
日本の学生連盟に所属する日下くん、武富くん、近藤くんの3名が、
「何かお力になれることがあれば、協力させてください!」
と連絡をくれました。
僕が日本へ帰国したタイミングで、たまたまメンバーに会うことができ、それからこれまでの一年間この支援の準備をしてきてくれました。
それぞれが現役ラストシーズンということや、就職活動で忙しい中、カンボジアへの支援も並行して進めてくれていたことに本当に感謝です。
一年近くも前からこの寄付のために準備をしてきてくれて、このように形になったのは、僕自身としてもとても嬉しく、カンボジアチームとしても、とてもありがたいことでした。
ボールはカンボジアチームのもとへ
今日無事に学生連盟のメンバーが集めてくれたボールは、カンボジアチームのもとへと渡すことができました。
1年前に話していたことが今日ついに実現しました。
おかげさまで地方に住む子どもたちにも、ソフトテニスの用具を届けることができ、徐々にカンボジアへソフトテニスが普及してきました。
また後日、FIELD OF ZEROへの寄付は紹介します。
応援してくださる皆様、いつも温かいご支援、ご協力を頂きありがとうございます。
カンボジアのソフトテニスチームは皆様のおかげでこの一年でとても成長することができました。
今回カンボジアチームへのボールの寄付を働きかけてくれた日下くん、武富くん、近藤くんを始め、輸送費の募金などにも関わってくださった各大学、個人の皆様にはこの場を借りて御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
僕が現場でできることは限られていますが、これからもカンボジアへソフトテニスが普及していくお手伝いをしていきたいと思います。