ソフトテニス

ソフトテニスの世界的な衰退がやばい

みなさんこんにちは。

カンボジアのまさとです。

ぼくは2015年から現在にかけてカンボジアでソフトテニスの普及をしており、定期的にカンボジアに用具(ラケットやボール)を支援しています。

長年続けていることもあり、今では国際ソフトテニス連盟の広報委員、東南アジア連盟のメンバーとしても活動しています。

しかし、今ソフトテニスの海外での流れが大きく厳しい局面を迎えているので、状況を整理して現状をお伝えします。

具体的な対策ややるべきことはまた別の記事でまとめます。

ソフトテニスの4大国際大会

ソフトテニスには4大国際大会というのがあって、もともとは毎年一つずつ開催されていました。

・アジア選手権大会

⇨アジアソフトテニス連盟が主催

・世界選手権

⇨国際ソフトテニス連盟が主催

・アジア競技大会

⇨アジアオリンピック評議会が主催

・東アジア競技大会

⇨東アジア競技大会連合が主催

しかし、2013年以降東アジア競技大会ではソフトテニスは正式種目として採用されず、それ以降なし。この時点で、ソフトテニスの4大国際大会は3大国際大会になってしまいました。

そして、次正式種目になれない危機になっているのがアジア競技大会です。

2026年に愛知県名古屋市で開催が決まったアジア競技会を終えると、次の2030年はカタールのドーハ、2034年はサウジアラビアのリヤドが開催予定地となっていますが、どちらもソフトテニスが普及していない国で国際ソフトテニス連盟にも加盟していません。

そうなると、おそらくソフトテニスが正式種目として採用される可能性は低い(ゼロじゃない)です。もしここで採用されなくなると、ソフトテニスの4大国際大会は2大国際大会になってしまいます。

しかも、残る2つはソフトテニスのみの大会なので、言ってしまえば関係者のみで開催する大会しか残りません。

もちろん世界選手権もアジア選手権も歴史ある大会で素晴らしいのは、僕自身もコーチとして参加したことあるので重々わかっていますが、競技として世界的に縮小傾向に向かってしまうのは否めません。

まずはアジア協議会で正式種目入りを続けられるように、今後はカタールとサウジアアラビアでの普及活動や政治的交渉が必要不可欠になります。

ぼくはカンボジアでゼロから普及・発展してきた経験があるので、何かお力添えできるように動いてみたいと思います!